2006-08-26から1日間の記事一覧

酸漿

鬼灯の、小さな花が咲いた。 子供の頃、一生懸命作った鬼灯の笛。 実の中の、種を取る時、 何回挑戦しても破けて、仕舞には泣き出した私。 母の手の温もりが、私の頬を明るく鬼灯色に染めた、秋の夕暮れ。