十二単

アジュガ

花々が綺麗に咲きだす、この季節になると、
「綺麗だねぇ」と、目を細めて喜んでくれた
優しい、優しい、このお花の大好きな人がいた・・・。
母亡きあとは、私を、とても可愛がってくれた。
闘病の末に、「悔しいねぇ」と言って逝ってしまった。「大好きなお花、咲いたよ」