コツラ・バルバータ

花蛍

蛍は、和歌では「ほのかに」にかかる枕詞。
燃えるような恋心によって、体から彷徨い出た、
人間の魂とも、重ね合わされ表現されてたり、
また、輪廻転生。死者の魂が蛍とも言われ、
かくも不思議な蛍火ですが、実は、熱を全く出さない「冷光」なのです。