葉牡丹

菜種梅雨

今日も雨。菜の花の咲く頃の長雨で、 春霖(しゅんりん)とも、言うそうです。 3月中旬から4月にかけて、本州南岸に停滞する前線によって もたらされる雨のこと。でも、この雨があるから、 春の花たちが、生き生きと咲くのでしょう。

冬の野薔薇

四月の陽気が続き、余りの暖かさに、 葉ボタンが、茎を伸ばし始めました。 葉ボタンの花が好きで、必ず冬の定番に、植えていましたが、 こんなに早くに茎を伸ばしたのは、初めて。まだチョット早いかな・・・

この花を見たくて、 枯れた葉を、一枚ずつ 取り去りながら、最後の最後まで、 抜いてしまうのを、待ちます。 今年も、こんなに愛らしく、咲いてくれました。

時は巡り・・・

巡り廻る暦に、乾杯! 巡り廻る季節に、乾杯! 同じ時間。同じ季節。同じ命ではないけれど、 変わらぬ思いを胸に秘め、 この美しき時の巡りに、、、乾杯!

こんな夜だから・・・

夜に、人恋しがってはいけません。 夜に、明日を憂いてはいけません。 夜に、溜息をついてはいけません。 夜に、事を論じてははいけません。 夜は、ただ、ただ、体を休め、眠りに就きましょう。

朧月夜

菜の花畠に 入り日薄れ 見渡す山の端 霞み深し 春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し

菜種梅雨

3月半ばから、4月前半にかけて、 ぐずついた雨の多い頃を、 油菜が開花している時期なので 「菜種梅雨」と、呼びます。 そろそろ葉牡丹の、油菜の様な花が咲きそうです。

稚児(ややこ)

お母さんの、ぬくもりに抱かれて、 元気いっぱいの、嬰児(みどりご)は、 暖かな優しさを、体中に浴びて、 世界中で一番の幸せを、感じていることでしょう。

苺ミルク

真っ赤な苺に、 お砂糖を入れ、 牛乳をたっぷり、 ねえ、おかあさん。 潰してくださるでしょう?

ワイン

芳醇な葡萄酒の中に、 一滴、涕を落とした。 波紋のように広がった、甘い香りが、 優しく身体に纏いつく。 頑なだった心と体が、ワインに溶け込み、私は母の胎内で眠りにつく。

孔雀

毒蛇や害虫を食らうという孔雀 その孔雀を神格化した孔雀明王のように 堂々と羽を広げる葉牡丹の孔雀 災厄を除いて安楽を得させるという明王に肖り どうか、良い年を迎えられますように・・・

冬の野薔薇

これは、「つぐみ」という品種 寒さに耐え、冬の花壇を彩ります 淡い光の中で 中心がピンクに色付くと まるで薔薇のような美しさです