百日紅

紫薇花

小さい頃の我が家の、百日紅は、 幹の途中から、二股に分かれていたので、 其処へ登りたくて、良く母の目を盗んで、 こっそり、挑戦したものだった。 綺麗な幹肌で、本当に滑々していた。

紫薇花

五月頃に、アブラムシが多発し、 枝を総て、切り戻ししたため、 開花が遅れるのではと、心配しましたが、 昨年と大体同じに、開花しました。 園芸店で、赤と白の絞り咲きのような、百日紅を見ました。

紫薇花

日曜日に、火祭りが行われる。 大きな松明を燃やし、町中が火の海になる。 富士山の、山仕舞いを告げるお祭り。 木花開耶姫命が、猛火の中で皇子を出産したという 故事があり、その松明の炭は、持ち帰ると、防火のご利益がある。

紫薇花

百日紅の剪定は、初めてです。 冬に、下枝を付け根から切り、 樹形を、すっきりさせました。 まずは、そこから始めた、二年目の夏。 なかなか、綺麗に大きな花を付けました。

紫薇花

まだ、小さな苗なので、 冬の間は、枯れてしまったかの様でした。 でも、春先から、元気に若葉を噴出し、 小さなお花を、咲かせてくれました。 猿も滑ると言われている幹は、まだ滑らかでは、ありません。

再び・・・

我が家の昔の庭は、季節毎に美しく彩られ、 南側の庭の中央には、百日紅の木があり、 毎年、たわわに美しい花を咲かせたものです。 諸事情により、庭の姿を変えた時、失くした百日紅を、 今年やっと、買い求めることが出来ました。