水仙
沢山咲くと、ジャスミンのように、 甘い匂いが、とっても香しいです。 ここ2〜3年、植え替えは、していませんが、 毎年沢山の花芽を付け、元気に咲いてくれています。 でも、そろそろ球根類は掘り上げて、植え替えしようと思っています。
とても、良い香りのする水仙です。 別の名前を、黄水仙、あるいは糸葉水仙。 匂い水仙、ジョンキルスイセンとも言うようです。 風に乗って、水仙の匂いが、仄かに香ると、 春がもう、そこに、きていることが実感されます。
「ジョンキル」と、言います。 糸の様な細い緑の葉に、 とても芳しい香りの原種水仙。 有名な「シャネルの5番」の香料にも、 水仙の香り成分が、使われているそうですが、とっても良い香りです。
思い掛けない、出来事は、 焦ってはいけないと、理解はしても、 どうも、毎回うろたえてしまう。 不安に苛まれ様と、一息吐けるだけの、 度胸と、大らかな気持ちが、欲しいと常々思う。
僕には、家とか土地や、 お金さえ、満足に無いかもしれない。 だけど僕は、丘の上の朝を見せてあげられる。 そして君に口付けして、七本の水仙をあげよう。
昇り始めた朝日は、夕陽の落ち着きを知ると、 私には、少し眩し過ぎるけど、 なんの不思議はないと、 飛び込む勇気をくれたから、 もう一度、光を受けて、輝いてみるわ。 私なりに・・・
夏の花は、太陽に向かって、 「私を、見て!」と誘うのに、 冬の花は、恥ずかしそうに、 「余り、私を見つめないでね」と、 うつむいて、微笑み返すだけ・・・
水仙の花は、冬の寒さに当ててこそ 可憐な美しさを、持続させると聞きます。 ひとも、こころ優しく生きるには、 厳しい現実を、つらくとも、 しっかり受け止めないと、ならないのでしょうね。