姫月見草
フルティコーサと、よく似ているようですが、 こちらの方が、より花が小さく、上へ伸びます。 でも、茎が細いので匍匐する為、花姿が定まりません。 その茎を、誘引しようとすると、簡単に折れてしまうので、厄介です。 でも、手間いらずで、しかも繁殖力が…
桃色の昼咲き月見草も、 『富嶽百景』の黄色い、大待宵草も、 この檸檬色の姫月見草も、正確には 本当の月見草ではないので、夕に純白で開花し、 夜半には薄桃色から桃色に変身する、本当の月見草を、一度は見てみたい。
戸外での越冬は、大丈夫でした。 冬の間は、枯れた様になっていますが、 暖かくなってくると、新しい芽が、 次々と出て、黄色と言うより、レモン色に近い、 桃色の昼咲きの月見草より、かなり小さめの花が咲きます。
十五夜は、毎年必ず、「仏滅」 仏滅とは、お釈迦様が亡くなった日 でも、一説によると、「物滅」と書き 万物は、いつか必ず滅するという、 「森羅万象」を唱えた、言葉とか。兎も角も、今宵は、良い月夜。
御坂峠のトンネルを抜けると、 木造の二階建ての、天下茶屋が在る。 其処には、太宰治の「富岳百景」有名な一説、 「富士には月見草がよく似合ふ」 と、刻まれた碑が、建っている。見慣れてしまった富士も、少し違って見える。